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真奈は先にベンチに座ると
膝をぽんぽんとたたいた
「まー君専用まくらだよ
横になって休みなよ」
「・・・うん」
真奈に膝まくらをしてもらって
ベンチに横になる
坂本が見たら 大騒ぎするだろうな
真奈が側にいる安心感で
少しの間 うとうとしたようだ
目がさめて
ぼーっとしながら真奈に話しかけた
「真奈はいつも優しいね
僕のこと好きなの?」
「好きだよ 当たり前じゃない
嫌いな男の子と
いつも一緒にいられると思う?」
う 兄貴と同じこと言う・・・
「じゃあキスして・・」
「はあっ?!
何ぼけたこと言ってんのよ
こうしてやる」
「いででで・・・」
真奈に頬っぺたを引っ張られた
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