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「また明日」
そう言って受話器を置いたけど
窓を覗けば空一面
星の光が
優しく街を照らしてる
あまりに綺麗だったから
君に知らせたくて、無造作にコートを羽織る。
ふいに鳴るインターフォン
ドアを開けると、そこには君。
「会いたくなっちゃってー……」
君の笑みは
星屑と混じり合い
とても眩しくて………
あぁ、僕は何を伝えようとしていたんだっけ………
思い出せなくて
言葉にならなくて
もどかしくて………
そっと君に口づける。
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