始まりの地

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ここは、スラム街に近い悪魔たちの村 『ノスタール村』。 少数民族だが、一応武闘派集団で、国の1個小隊には負けないくらいである。 そこに、病弱な母と、見目麗しい美少年が住んでいた。 家は小さく1階建てで、しかし2人暮らしにはぴったりの家である。 その小さな家の木のドアが開き、一人の少年が入ってきた。 「母様、お花を摘んできました」 その少年は、金髪のストレートで髪はセミロング、瞳は蒼色だ。 髪が長い為か、一瞬少女と勘違いしそうだ。 「ありがとね、レイ」 少年の名は、レイ・デビッシュ。 これでも、れっきとした男だ。 初対面の人によく女に間違われるのだ。  
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