始まりの地

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「ヤッタゼ!成功ー!!」 「イェイ!!」 二人でハイタッチをする。 ウォグナーなんかは、飛び跳ねたり、ガッツポーズなんかとったりしている。 大分奥まで来たのか、風と木の揺れる音しか聞こえない。 レイは少し周りを見回した。 後ろはひたすら一本道で、帰りの心配はない。 左右は、鬱蒼と木が生い茂っている。 ふと前方を見ると、小さな祠が見えた。 「ウォグナー、前に祠が……」  
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