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【…ねぇ分かってるの?
彼は特別なんだよ?
この世界にとって、
僕らにとって、
とても大切な子なんだ。
それなのに傷だらけじゃない。
君たちが彼に守られてばっかりでどうするの?
何のために一緒にいるのさ。
何のために仲間になったの?
ねぇ、ただ側にいるだけならやめてくれる?
僕らももう限界なんだ。
…だから、これは試練だよ。
彼には申し訳ないけれど。
これで
君たちが何もできないのなら、
守れないのなら、
サトシは僕らがもらうから。】
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