人魚姫

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漆黒の髪に健康そうに焼けた肌。 キラキラと輝く瞳に映ってみたかった。 シルア『嵐が来るわ!!早く陸にもどりなさい!!』 私は生暖かい風を頬に受けながらそう叫んでいた。 どうか、私の声よ届いて…。 ヴァン『君は…?』 少しキョロキョロしたあと、彼は私を見つけた。 シルア『早く陸にもどりなさい。』 私は高鳴る胸をおさえ、もう一度忠告をした。
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