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そんな私をフィルが海の中へ引きずり込んだ。
フィル『姫様!!なんてことを…。人間との接触は禁じられているはずです。知らないとは言わせませんよ。』
フィルは私を睨みながら言った。
シルア『でも、このままじゃ彼は嵐に巻き込まれて死んでしまうわ!!』
一目見ただけで心を奪われてしまった…彼を助けたかっただけなの…。
フィルと言い合いをしているといきなり大きな振動が海を伝った。
私はフィルの手を払いのけ、海面へ向かった。
すると…船が横転し荒れ狂う海に沢山の人がのみこまれていた。
シルア『彼を助けなきゃ…。』
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