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城に帰る頃にはもう日が沈んでいた。
私は海へ行き、痛む足を海に浸した。
シルア(気持ちいい…。)
足は痛みが止むことはなく…むしろ痛みが増していく…。
でも海に浸けると少しだけ和らぐような気がする…。
シルア(でも…ヴァンの傍にいられるならこんな痛みくらい…。なんてことないよ…。)
満月が空高く浮かんでいた。
ヴァン『シルア…やっぱりここにいた…。』
月に見とれていると後ろからヴァンに話しかけられた。
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