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ヴァン『シルアは海が好きなんだね。』
ヴァンは私の隣に座り海に足を浸した。
シルア(えぇ。私は人魚だから…。)
ヴァン『今日は…シルアに言いたいことがあるんだ。』
ヴァンはいきなり真剣な表情になった。
ヴァン『僕は…明日、結婚式を挙げるんだ。』
シルア(な…なん…で…?)
私はヴァンが言ったことを理解できずにただ目を見開いていた。
ヴァン『運命の人なんだ。嵐に巻き込まれ、海で溺れていた僕を救ってくれた。今度は僕が彼女を守りたいんだ。』
ヴァンは照れながら話を続けた。
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