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二人はピッタリと寄り添い、幸せそうに寝ていた。
私はヴァンを揺すって起こした。
シルア(ヴァン、起きて。)
ヴァンはゆっくりと目をこすりながら起きた。
ヴァン『シルア…おま…え…。』
私の手に短剣が握られているのを見るとヴァンは恐怖に目を見開いた。
そしてマナを庇うようにして私の前に立った。
ヴァン…。
私…貴方を愛しているわ…。
でも…私の物にならないのなら…いらない…。
ザシュッ
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