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ロア『こうして王子は不老不死の体を手に入れました。しかし王子が望んだその力は彼を苦しめるだけ…。大切な人を失い、死ぬことも許されず屍のようにただひとり歩き回るだけ…。人魚を食べた彼に残された結末は辛く苦しいものだったとさ。めでたし、めでたし★』
めでたくないじゃないか!!
ロア『今回のお話は終わってしまったが、いかがだったかな?お嬢さん。』
梓「二度と聞きたくないと思いました。」
ロアの問いにそう答えるとロアは嬉しそうに笑った。
まぁ、ピエロの顔だからいつも笑っているように見えるんだけどね…。
ロア『それは最高の誉め言葉だね。この物語もさぞかし喜んでいることだろう。』
誉めてないし!!
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