01.日焼け

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………… ……………… …………………… 「んで、続きは?」 書いている手を止めて背にしてる恋人へ振り返った。 「知るか……お前が勝手に書いてんだろ……イテテッ」 等身大の鏡で自分の姿を見ながら焼けた体のケアをしている彼。 その彼こそが恋人の勇太。 「海でやるのは燃えるけど、そのあとが大変だね」 書くことを完璧に止め勇太の側へ寄り、クリームを塗るのを手伝う。 「てか……なんで冬弥は焼けてねーんだよ」 「俺、赤くなって終わりの肌だから」 沁みるのか、時々堪える声が聞こえる。
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