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「んで、続きは?」
書いている手を止めて背にしてる恋人へ振り返った。
「知るか……お前が勝手に書いてんだろ……イテテッ」
等身大の鏡で自分の姿を見ながら焼けた体のケアをしている彼。
その彼こそが恋人の勇太。
「海でやるのは燃えるけど、そのあとが大変だね」
書くことを完璧に止め勇太の側へ寄り、クリームを塗るのを手伝う。
「てか……なんで冬弥は焼けてねーんだよ」
「俺、赤くなって終わりの肌だから」
沁みるのか、時々堪える声が聞こえる。
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