●文才は不要、必要なのは「継続する力」

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作文試験で高得点をとる人は、文才が豊かな人だと思うかもしれません。私は、そう思っていました。しかし、文才がなかった私でも、先輩などに添削してもらううちに書くことに慣れ、たまには良い得点をもらえるようになりました。 ちなみに、マスコミ業界に入る前の段階では、文才は要らないと思います。事実、物事を伝えるのが苦手だった私も、入社してから世の中の出来事をそれなりにわかってもらえるような文章で書けるようになりました(もちろん、まだ修業の身ですが)。 つまり、毎日のように書くことを求められてようやく力がつき、それなりに仕上がってきた感じです。必要なのは、現在の才能よりも、継続する力だと思っています。 私の場合、大学1年生のときに早稲田セミナーのマスコミセミナー(基礎編という全6回のライトなもの)で1回見てもらった程度で、3年次に「作文講座」を大学で受講した程度でした。しかし、この3年次の先生の指導もあって内定できたと思います。 就職活動で作文試験が課されたのは、小学館(ES段階と筆記試験段階で2回)、日経BP(筆記試験段階)、東急エージェンシー(ES段階で。筆記は受験せず)、テレ朝(ネットエントリー)、NHKでした。
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