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和「今から来ますよ!友達も一緒に来るみたいです。」
彼女との電話を終えて嬉しそうに和真が席に戻ってきた。
美「彼女さん大丈夫なの?友達と遊んでたんだよね?もぉ、修平がうるさいからだよ。和真君ゴメンね?」
さっき来た美紅さんが心配そうに2時を回った時計を見ている。
確かに彼女からしてみればこんな時間に呼び出されて迷惑だろう。
実際俺は迷惑だと思ったしな。
和「それは平気です。俺の彼女今まで仕事だったんで。」
修「仕事って?」
和「彼女キャバ嬢なんすよ!」
和真は照れたように、おでこを触ってるけど、俺達はビックリで。
キャバ嬢が珍しいわけじゃないけど、和真はおっとりっつーか、マイペースっつーか、とにかく優しくて人がいい。
その和真の彼女がキャバ嬢なんて意外すぎる。
修平もそう思ってるのか目が点だ。
篤「…オマエ騙されてん」
修「篤!!…どこで知り合ったん?」
俺の言葉を遮って修平がタバコに火を付けながら聞く。
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