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ウーロン茶をこぼしてアタフタする姿も、まゆちゃんに服を拭いてもらいながら申し訳なさそうに謝る姿もすっげぇ可愛く見えてくる俺はオカシイのかもしれない。
よりによってこんな変な女に。
美「それより電話とかじゃなかったの?」
一通り掃除し終わってタバコに火をつけたゆうこに美紅さんが問い掛ける。
ゆ「あっ、そっか。」
思い出したようにケータイを開いて画面を見た時、一瞬ゆうこの表情が曇ったように見えた。
だけどすぐに笑顔に戻ってケータイを閉じてしまった。
ま「客?」
ゆ「んー、違うよ。ってかウーロン茶飲みたい!すいませーんっ!ウーロン茶くださーい!」
さっきの表情は気のせいかと思うくらい楽しそうに会話をしている。
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