-プロローグ②-

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「「いらっしゃいませ。」」 ガヤガヤとうるさい店内で俺は夜中の12時すぎに呼び出すバカを探す。 修「篤(アツシ)!こっち!!」 修平(シュウヘイ)が俺を見つけて手招きしている。 篤「…オマエなぁ、俺寝てぇんだけど。」 修「明日仕事休みなんだからいいじゃんかよー。飲もうよー。」 篤「だったらもっと早い時間に連絡よこせ。」 拗ねたように言う修平を横目で見ながらドカっと席に座ってタバコに火を付ける。 和「あっ!アツさんお疲れ様っす~!今から美紅(みく)さんも来るみたいですよ。」 トイレの方から和真(カズマ)がニコニコしながら歩いて来て俺の隣に座ると店員を呼ぶ。 和「生2つ。」 修「あっ、俺も!!」 和「じゃあ、生3つで。あっ、アツさん生で良かったですか?何か食べます?」 篤「いや、いらね。」 タバコの煙を吐きながら目の前に置かれたビールジョッキを手に取ると 修「うぇーい!お疲れぇっ!!」 修平がハイテンションでジョッキをガツンとぶつけてくる。 それに合わせて和真もガツンと乾杯した。
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