恋の芽吹き

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松田「大崎……これとこれとこれ……化学室に持ってってくれ」 松田が指さしたのは、何かデカイ筒のようなものと化学に関係する本などなど…… って……かなり重いんですけど…… 恵「ちょっと………さすがに無理があると……」 松田「はぁ……お前なぁ……」 何溜め息ついてんのよ!!! コンコン…… 私が悪態をつきながら松田を睨んでいると、急にドアがノックされた。 松田「…開いてるぞ~」 「失礼します。何か松田先生にお電話があるそうです」 松田「そうか……おっ、そうだ。ついでに大崎のこと手伝ってくれないか…?」 「チラッ………別にいいですよ」 松田「ありがとな、和泉……あとは頼んだ」 そう言うと、私と和泉先輩を置いて早々と出ていった。 そして、和泉先輩は私の好きな人なんです…// 今、とても心臓がバクバクです。 多分、今の私の顔…真っ赤だと思う……
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