突然の不幸

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バンッ… ドアを思い切り開けると、お母さんは驚いたように私を見てきた。 母「どうしたのよ……ビックリするじゃない。そんなに急いでどうしたの…?」 恵「………パクパク」 金魚のように口をパクパクさせ、「声が出ない」と訴える。 母「…!?ちょっと……どうしたのよ…!!声は…!?」 恵「……」 私は、目頭に涙を浮かべながら尚も訴え続ける。 そんな私を見たお母さんは「病院に行くわよ!!」と言って、朝食をすっぽかし支度をする。 私は、宏哉に病院に行くとメールし、家を出た。
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