恋、終わり。そして、始まり

3/4
前へ
/64ページ
次へ
真琴「恵、気にすることないからね!!」 恵「……コクッ」 私には真琴がいる。 絶対に負けないんだから…… と、何回思ったのだろう。 こう毎日言われ続けると、気が滅入ってしまう…… 前を見ると宏哉とすれ違う。 それの繰り返し…… こうして一日が終わる。 今日は、真琴が用事があると言って先に帰ってしまった。 一人で帰ろうとしたら、友達と一緒に屋上へ登っていく宏哉の姿を見つけた。 恵「……(宏哉…!!)」 私は、その後を静かに付いていき…… 宏哉とその人の話を聞いてしまう…… この時の私は、話がしたいと必死だった…… 後々、聞かなければ良かったと切実に思った私……
/64ページ

最初のコメントを投稿しよう!

10人が本棚に入れています
本棚に追加