優しさ

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龍弥「……クスッ」 俺の膝の上で気持ち良さそうに眠る、愛しい人。 ものすごく可愛い…… そんなことを思いながら、彼女の頭を撫でる俺。 凄くサラサラ…… 太陽のように綺麗な金髪…… 最初に会ったとき、一目惚れだった。 彼女は今、声を失っている。 そして、心が脆い…… どうすれば…… モゾッ 俺が下を向くと、彼女の瞳がゆっくりと開かれた。 恵「……//」 いつの間に寝てしまったのだろう…… 私は、ごめんと言うように頭を下げた。 そういえば、もう夕方………夕方…!? 授業…サボっちゃった…… またまた、頭を下げる私。 何だか、彼に悪かったから……
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