解らない感情

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その夜、久し振りに親友である涼子が訪ねてきた。 「琉希~久し振りぃ!」 『全く、お前は相変わらずだな。』 「もぅ!!それが親友に言う言葉なの!」 まあ、いつもこんなやり取りで始まる。 簡単な食事とビールを出して俺達は近況報告をした ここで親友の紹介を少ししようと思う。 名前:「優木 涼子」 身長:175cm 体重:「秘密よっ」 っておい! 性格: 明るく、社交的で大雑把だが誰よりも『琉希』の事を理解している。 学生時代はバレーボールの選手として活躍。 今は大学を出て某有名企業でOLをしている。 中学、高校と何の因果かずっと同じクラスで、他人と関わることの無かった俺に、唯一関わってきたクラスメイトだった。 それはもうしつこく、初めは無視していたもののついには根負けしてしまった。 それから紆余曲折はあったモノの今ではお互いに親友の位置にいる。
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