君のことが大好きなんだ

解らない感情

『涼子よ、お前どんだけ飲むんだ？』

｢えーっ!?イイじゃん、久し振りなんだしさ！｣

『まあ良いけど…涼子、明日仕事だろう？ そんなに飲んでて大丈夫なのか？』

｢………。｣

『ん!?…どうした？』

｢びっ…ビックリした、琉希からそんな優しい言葉がでるなんて！｣

『何か変かな？』

｢ううん、変じゃないよ！ でも琉希、人の心配なんて今までしたこと無かったんじゃない？｣

言われてみれば確かにそうだ、今の今まで…いや、まだ涼子には話していないが、昨日の女性の事からして何かおかしい。