『生まれた順番』

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第二次世界大戦中に、アメリカの将軍が日本の事を、色々と調べていた。 ある日、将軍は日本研究家を呼び質問をした。 『日本人は、自分の子供にどうやって名前をつけるんだ?』 研究家は、答えた。 『日本人は、生まれた名前を順番に子供の名前にします。例えば、最初の子がイチロー、二番目は、ジロー三番目は、サブローといった具合です』と教えた。 『なるほど、それはすごいな』と将軍は言った。 数日後、その将軍はこの戦争でとても悲観的になった。 『こんな精力的で、パワフルな民族に我々は、勝てるのか?』 その将軍がビビっている敵の将軍の名前が、『山本五十六』である事を知ったのだ。 将軍は、『山本五十六』は五十六人目の子供と思っていたのだ。 ちなみに、山本五十六は六男。
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