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「よし、つかまえた!」
「ぴかぴ!」
オレとピカチュウはフシギダネをつかまえることに成功した。
その時、
「あ、レッドさん。」
コノハさんが草むらから顔をのぞかせた。
「レッドさん、実はお話がありまして。」
「何でしょうか。」
コノハさんはおもいっきり頭を下げて、
「ダネちゃんをあげるのを取り消しにして下さい!」
やっぱりそうか。
オレはなんとなくだが分かっていた。
だから、
「分かりました。フシギダネを返します。」
そう言ってモンスターボールをコノハさんに差し出した。
「え!?」
コノハさんが驚いたようにモンスターボールを見る。
「もしかしてつかまえたんですか?」
「そうですけど。」
すると、コノハさんは、
「ダネちゃんなら私見つけたんですけど。」
「え!?」
ということは、
「オレがつかまえたフシギダネは返さなくてもいいと。」
「…そうなりますね。」
オレはあまりの嬉しさに声を張り上げた。
「フシギダネ、ゲットだぜ!!」
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