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「そういえばレッドさんはどうして旅に出たのですか?」
オレがサンドイッチを頬張っているとコノハさんが聞いてきた。
「ふぉれはふぉへぇふおふふふぁ…。」
「すみません、わかりません。」
そりゃ分かるわけない。
オレは口の中にあるものを飲み込み、
もう1つ頬張った。
「あれ!?レッドさん。」
は、
しまった。
オレはまた飲み込み、
「……。」
コノハさんが無言でオレを見る。
仕方ない。
「オーキド博士にポケモン図鑑を完成させるよう頼まれたんですよ。」
「なるほど。」
コノハさんは続ける。
「それならジムに行くのもいいかと思います。」
「ジムってあれ?」
オレはここから見える1つの建物を指差した。
「そう、あれです。ジムには珍しいポケモンを持った人もいますから、図鑑を完成させるにはいいかと。」
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