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オレはピカチュウを抱えてポケモンセンターに行った。
「……ピカチュウ、ゴメンな。」
オレはピカチュウにそう呟きながら走った。
「ぴかぴ。」
ピカチュウが弱々しく応える。
「次は絶対勝たせてみせるから。」
ポケモンセンターが見えてきた。
あと少し。
「ダネダネ？」
「仕方ないだろ、相手はむし系だったんだから。」
「ダネ……。」
あれ、ちょっと待てよ？
「なんでいるんだ？」
いつのまにかフシギダネがモンスターボールから出てきていた。
「ダネ！」
「おっとっと。」
危うくポケモンセンターを通り過ぎるところだった。
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