トキワの森

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「サア、ヒトカゲ。アイツラヲヤキハラエ!」 ヒトカゲがオレたちの方を見る。 「フシギダネ退避!ピカチュウ行くぞ!」 オレはフシギダネをモンスターボールに戻す。 その瞬間、ヒトカゲが炎を吐いた。 ゴースに向かって。 「ヌオオ!?」 突然の攻撃に戸惑うゴース。 「ヒトカゲ!!ダレガオマエヲソダテタトオモッテイルンダ!!」 「カゲカゲ。」 ヒトカゲが何かを言う。 「ソノオトコニツイテイクダト!?ユルサン、ユルサ---!?」 言い終わるか終わらないかのうちにヒトカゲが炎を吐いた。 「ヌオオ。」 ゴースはそのまま薄れて消えていった。 そしてヒトカゲがオレに寄ってきて、 「カゲカゲ。」 何か言っている。 「ぴかぴ。」 ピカチュウがオレの腰に付いているモンスターボールを指しながら言う。 オレは空のモンスターボルを手に取って、 「ホントにいいのか?」 ヒトカゲに言う。 「カゲ♪」 するとヒトカゲは初めての笑顔を向けた。 オレはモンスターボールをヒトカゲに向かって投げる。 ヒトカゲがモンスターボールの中に入る。 カチッ 「よし、ヒトカゲ。ゲットだぜ!!」 新しい仲間が増え、目の前には出口があった。
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