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「俺は誰も
からかってないよ。
大マジさ。
昨日、俺の頭の中に
『声』の電波が来たんだ」
「は?電波?」
「ああ、
映りの悪いテレビとか
ラジオみたいな
ノイズまじりの
『声』の電波が
頭の中に直接、
話しかけてきた」
晃司は
「何の冗談だ?」
と言いかけたが、
急に真剣な顔になった
陽一を見て
「これは冗談の
つもりじゃない」
と感じ、
陽一に合わせて
「その電波に
何を言われたんだ?」
と聞いた。
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