過去編-龍斗の出生-

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「どゆこと?」 龍斗は首を傾げる。 「確かに、我は王とは呼ばれてはいるが、精霊というモノではない別のモノだ」 「へぇ~それって?」 「自分で考えるんだな」 「教えてくれてもいいじゃん!王は民の為に尽くすモノだと思うけど?」 「フフフ…そうきたか。では、聞くがお前は我に何か恩ができるようなことをしたか?」 「あの家紹介したじゃん」 「それは、桜の家だ。アイツが了承したからの話だ、それは」 「それはそうだけど…教えてくれてもいいじゃん」 「断る」 「クソが」 「蛆虫が」 「年増」 「肉の塊が」 「ババァ」 「クソガキ」 何かすごい悪口の言い争いになってる。
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