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「処分てお前…これは、かなり名誉な事なんだぞ!」
「いりません。邪魔です。使い道がありません」
「そう言わずに…」
「先生、校内は全面禁煙ですよ?」
龍斗が教師の胸ポケットからライターをひったくる。
「ちょいと借りますね」
そう言うと、龍斗はライターで大量の表彰状を全て燃やした。
「あぁぁぁ!何すんだ!」
「邪魔なんで……」
「これほど名誉な事はないんだぞ!」
「そんなもん俺にとってはどうでもいいです」
「あのな…名誉ってのは」
イラッときた龍斗が教師の胸ぐらを掴む。
「いい加減にしろよ」
「ひっ!」
「人を生徒集めの道具としか見てねえくせに、偉そうな態度とんじゃねえよ」
「何を言うか!私達にとってもお前の能力には鼻が高い事で……」
「……テメェは」
「は?」
「他の生徒の事も見てやれよ、クソ野郎が!」
龍斗は教師を殴りつけ、壁に激突させた。
教師は目を回し、気絶してしまった。
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