日常又は非日常

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「な、何故お前らまで来た?!」 「「「「「リーダーだけズルイっすよ!!!」」」」」 「お前ら……。しょうがないな……今回だけは多めに見てやろう!!」 「「「「「リーダー!!!」」」」」 親衛隊どものリーダーコールが起こってやがる。 正直、うざい。 隣の冥の顔を見るとものすごく顔が歪んでいる。 そうとう嫌らしいな。 そろそろうざくなってきた俺は、冥の手を引いて下駄箱に向かった。 親衛隊どもは今だにコールを続けてやがる。 うざい。 「無視して大「気にするな。あんなのは無視するに限る」 「あ、うん…」 そうして親衛隊を除き、無事に下駄箱に着いた俺達は早々と靴を履き変え教室に向かった。 俺達二年生は教室は2階にある。正直、階段は辛い。朝からだるいな、おい。 階段を昇っていると冥が、 「あ、私職員室に用事あるから先に行ってていいよ」 「ん?そうか?…んじゃ、教室行ってるな」 そう言って別れると冥は同じ階にある職員室に小走りで向かった。 俺は別段、急ぐ事もないので歩いて教室に向かった。 すると突如、後ろから俺の名前を呼ぶ声が聞こえたと同時に俺は廊下に倒れた。 「朝からこの挨拶は止めろって何回言えば分かるんだ…?」 俺は背中に痛みを感じながら廊下に倒れたまま呟いた。
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