ハーレム警報発令中Ⅱ！！

プロポーズ？ そうプロポーズ！！

「蘭子先生一体そこでなにをしてるんですか！」

「･･････ちっ！」

俺が玄関に向かって怒鳴ると舌打ちをしながら蘭子先生が出てきた。

蘭子先生だけかと思ってたけど蘭子先生の後ろからゾロゾロと人が出てくる。

ていうか全員が蘭子先生と一緒に盗み見してたらしい。

珍しく蘭子先生にしてはいい事してくれてると思ったらこういう事だったのか。

少しでも蘭子先生に感動した俺がバカみたいだ。

「それで？　蘭子先生は帰ったんじゃなかったんですか？　なんで盗み見なんてしてたんですか？」

「それは面白そうだったからに決まってるだろ」

なんでそんなに蘭子先生は威張ってるんだろう。