世界観

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約1500年前、女神リアラ・イヴが平和の印として、聖なる平和の象徴たる剣、ヴァルキリアの剣を地上、セーナアースに授けた。 人々は平和の印としてその剣を前に、争いなくすごしていた。 しかしその約500年後に平和均衡が崩れる争いが起こる。 自分におぼれし男がヴァルキリアの剣を持ち出したのだ。この事件がきっかけに平和であった両国に争いが起こった。この争いをヴァルキリア大戦争と呼ぶ。 約15年に続くヴァルキリア大戦争によって、両国あわせて死傷者は約13億人を超えた。 戦争も長引き、両国の人々が戦争に疲れ始めたときに一人の少女が現れる。 少女はヴァルキリアの剣を構え、戦争を終決に導いた。少女はヴァルキリアの剣に選ばれし、ヴァルキリア騎士としてまた、平和の象徴とあがめられるようになる。 再びセーナアースに平和がおとずれる。この翌年から新世元年とされ、両国に王を置いた。 両国をハウンドハインズ国、アリエラ国として建国された。 5年後、ヴァルキリア騎士が不治の病にかかる。 さらに1年後、ハウンドハインズ、アリエラ両国の王に看取られヴァルキリア騎士は息をひきとった。 ヴァルキリア騎士の死によって、世界平和の均衡が崩れることを恐れ、ヴァルキリア騎士の死を隠した。 それから約50年が過ぎ、ヴァルキリア騎士は死んだのではないかと人々は疑うようになり 国民が各地で暴動を起こす。この暴動をシグムント暴動という。 シグムント暴動により人々は不安に陥った。このときから両国の治安は乱れ始める。 両国互いにヴァルキリア騎士を殺したと疑い始め、第二次ヴァルキリア大戦争が勃発する。 戦争をとめるべく両国の王、ラショーン・ドラ・ハウンドハインズ王、レシオン・アリエラ王は、ヴァルキリア騎士が病死したことを伝えたが、王たちは国民の弾圧によって命を落とす。 第二次ヴァルキリア大戦争は治安の乱れた国のまま25年も続いた。 しかし第二次ヴァルキリア大戦争はまったく予想もしなかった事態で終決する。 一つの大陸に共存していた両国が、真っ二つになり二つの大陸となって分かれたのだ。後、その二つの大陸も多少なりとも大陸割れを続け、いくつか小大陸が生まれた。 この大陸割れ現象は女神リアラ・イヴの怒りとされその後戦争は沈静化した。 また、この大陸割れにより、両国の敵認識が大きくなった。表では戦争こそないが、両国、ヴァルキリアの剣の奪い合いをしている。
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