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線のような月を眺めていると、何故か泪が溢れた。
あなたと過ごした夜…
重ねた夜…
あなたの温もりが忘れられなくて、あなたの鼓動が頭に鳴り響く。
こんな月の夜は、月が頼りなさすぎて寂しさが押さえきれない。不安で、恋しくて、会いたくて…
私とあなたは、社会から見ると恋人と言う紙が貼られるのかな?
その紙が、恋人という名が欲しい…
あなたの心は何処にあるの?重ねた肌…心は重なった?あなたの中にいるもう一人の存在。その存在が私には大きすぎて、私は肌を重ねることしかできない。それしか術がない…
横で眠るあなたの顔が愛おしくて…私はずっと見つめていた。恋しくて、恋しくて。このまま消えれたら幸せなのに…あなたの心が私でいっぱいになったらいいのに…
こんな頼りない月は、寂しくて…あなたへの想いは膨らむばかり。
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