第1話~地味な私~

4/8
前へ
/24ページ
次へ
私が藤岡君を好きになったのは 一度話したあの時だ… やばい!! 教科書忘れちゃった… プリント教科書見ないと出来ないのに!! しかも忘れ物は成績に響くし…っ 私は廊下のロッカーの前で固まった 早く教室に戻らないと先生に怪しまれるしな… 「はい」 『え??』 私の目の前には教科書があった そしてそれを渡したのは… 『藤岡君…』 「教科書忘れたんでしょ?? かしてあげる!」 笑顔で藤岡君は言った 『そしたら藤岡君っ』 「大丈夫!いつも忘れてるし 今日はたまたまあったから! それに成績に響いたら大変でしょ??」 『あ、ありがとう…』 私はお礼を言って教室に入った そのあと、藤岡君は先生に怒られて自分の席に着いた その時目があって微笑んだ彼に一目惚れをした…
/24ページ

最初のコメントを投稿しよう!

163人が本棚に入れています
本棚に追加