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私が藤岡君を好きになったのは
一度話したあの時だ…
やばい!!
教科書忘れちゃった…
プリント教科書見ないと出来ないのに!!
しかも忘れ物は成績に響くし…っ
私は廊下のロッカーの前で固まった
早く教室に戻らないと先生に怪しまれるしな…
「はい」
『え??』
私の目の前には教科書があった
そしてそれを渡したのは…
『藤岡君…』
「教科書忘れたんでしょ??
かしてあげる!」
笑顔で藤岡君は言った
『そしたら藤岡君っ』
「大丈夫!いつも忘れてるし
今日はたまたまあったから!
それに成績に響いたら大変でしょ??」
『あ、ありがとう…』
私はお礼を言って教室に入った
そのあと、藤岡君は先生に怒られて自分の席に着いた
その時目があって微笑んだ彼に一目惚れをした…
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