1人目の客

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「ん~。そうですね~。」 畄花は手をくみ考えるポーズをとった。 「・・・。」 女性は畄花の言葉をまった 「相手の女性をやっちゃいます?」 「えっ?」 「フフ。えっ?じゃなくて。やっちゃいますかって聞いてるんです。」 「やっちゃいますって・・・どうゆう。」 「どの意味でもいいですよ。『殺る。』『犯る』『遣る』どれでもいいですよ。フフフ。」 「・・・!」 女性は驚いた。 無理もない。 いきなり、憎い相手とはいえ、殺しますか?っと聞いてきたのだから。 「そ、そんな・・・殺したりしたら警察に」 「ご心配ありません。私どもが、今の警察なんかに捕まるほど・・・レベルの低い存在では・・・ございません。」 「・・・!」 畄花は笑っている。 いや・・・笑っているが、どこか人をバカにしているような冷笑。 「でっ?」 「へっ?!」 女性は恐怖と不快感でいっぱいだっため、一瞬なんのことかわかなかったが、すぐに話を理解した。 「そ、そうね。くどいけど、罪にならないのよね?」 「・・・えぇ。」 畄花は静かに強く言った。 「なら。半殺しにして。」
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