1人目の客

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「半殺しでよろしいんですね?」 「えぇ。やり方はお任せします。お願い。」 「わかりました。」 畄花は笑顔で答えた。 「あの、お代や計画や実行日は?」 「お代は、事がおわれば請求させていただきます。念のため聞いておきますが、お値段が高くてもも文句は言わないでください。」 「いいわよ。ちょっとのお金はおしまない!」 「わかりました。あと計画はこちらで決め勝手に実行します。」 「そ・・・うですか。では、今日はこれで。」 「はい。お気をつけて。」 「はい。」 女性は帰っていった。 「ふぅ~。つかれた~。」 畄花は背伸びをして、体を伸ばした。 「あ~!ダンナが浮気したからなんのよ。自分だって、ほかの男と寝たくせに。」 「むやみにお客さんの過去を見るもんじゃないぞ?」 「あら?やっときたの?畄揮(るき)」 畄揮とゆう少年が奥からでてきた。 「それに、この会話を聞いてるお客様もいるんだ。」 「あっ!いけない。」 「もぅ遅い。どうもすいません。皆さん、自己紹介がおくれました。ですが、自己紹介は今の客が片付いてからにさせてください。めんどくさいこては先にやるタイプなんで。」 「あ~。そうね。でっ。どうしたらいいのかしら?畄揮。」 「やっちゃうんだろ?やっちゃおうよ。」 「だれが?」 「お前が。」 「え~。」 「お前が受けた客だろ?」 「仕方ないか。」 「では、畄花が仕事を終えて帰るまで店内でも回ってはいかがです?かわった商品もありますので。フフフ。」 「そうですね。フフフいってきます。」 「いってらっしゃい。」 畄花は小さなカバンをもって店をでた。 店内を回ろう。
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