1人目の客

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畄揮に言われ、店内を回ることにした。 店内は狭くなく広くもない微妙な広さだ。 色んな物がおいてある。 物にはすべてシールが貼ってある。 おそらく品名だろう。 商品は『あいうえお』順に並べてある。 ためしに、適当にとってみた。 「その商品がほしいんですか?」 畄揮はいつのまにかいたようだ。 「それは不死の薬。こちらが不治の薬。」 2つの小瓶があり、たしかに小瓶には『不治の薬』と『不死の薬』と書いてあった。 「どちらも似たような名前ですが、効果は真逆です。フフフ。」 畄揮は不気味笑う。 この畄揮とゆう少年、あの畄花とゆう少女に似ている。
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