フィーリング

4/9
前へ
/29ページ
次へ
双葉は本当に顔立ちが整っていた。肌は色白で目はパッチリしていて、まつ毛が非常に長く綺麗にカールされている。 もちろんスタイルもよくモデルのようだった。 無意識にチラチラみていた。じっくり見たいが、そういうわけにもいかない。 笑うと美人から一変して可愛いらしい人になる。 …俺にチャンス……ないな。 『風邪ひいてない?』 居酒屋の男子トイレからでた途端、目の前に彼女がいた。 ちょうどトイレに行くところだったらしい。女子トイレは男子トイレを過ぎ奥にある。 『いやいや大丈夫! ただチョット呑み過ぎたかな』 彼女は呑んでも顔に出ないタイプで色白のままだった。
/29ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加