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その子はいつも
一人だった…
僕はその子がとても
好きだった…愛しかった…
だから、僕は…―
―…「あなたはだぁれ？」…―
いつの日かその子は言った
―「！…僕が…見えるの？」
僕が聞く
「？…どうして？あなたはみえては
いけないものじゃないから
みえるのでしょう？」
―……正直、驚いた…。
いや…それよりも…嬉しかった…。
その子の…言葉が…―
僕は気がつくとすでに
人外だった…
人にはミエナイ存在だった…
何があったのかもわからない…
一番に…
僕が何者かがわからなかった…―
後に聞いて知った…
彼女の名前は蒼…
千道 蒼(せんどう あお)
そして僕は…
後に神風(じん)と名付けてもらい
その名を名乗るようになった。
そして…
僕は彼女より3歳年上だと
いうことを知った…―。
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