†第11章†

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―――… 美玖と光夜は組織から逃げ切って、丘の上にいた。 美玖「何とか…逃げ切れたね…」 光夜「あぁ…」 美玖「でも…蜜柑達に何も言えなかった…」 美玖は悲しげな表情で言った。 光夜「美玖…しばらくは蜜柑達には会わない方がいい…」 美玖「どうして…」 光夜「俺達は…組織にとったら裏切り者だ…。蜜柑達に会いに言ったら…傷つけてしまうかもしれない…」 美玖「うん…」 光夜「……(それに…あいつらは蜜柑達から俺達の記憶を…)」 光夜は美玖には言わなかったが、そんな考えを持っていた。
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