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蜜柑「美玖のアリスって…」
美玖「修復のアリス…。このアリスは物だけではなくて記憶も修復することができるの…」
蜜柑「そんなアリスが…」
光夜「このアリスは珍しいから…」
美玖「このアリスのことがバレたら利用されると思って黙ってたの…」
美玖は悲しげに呟いた。
光「……」
蜜柑「たしかに…久遠寺校長にバレたら間違いなく利用されるだろうね…」
美玖「うん…」
光「あの…私のいるところでよかったんですか…?」
蜜柑「光…」
美玖「うん…。谷山さんは信じても大丈夫だと思ったの…」
光「……」
光夜「……。蜜柑…いいか…?」
蜜柑「お願い…」
光夜「わかった…。美玖…」
美玖「うん…」
美玖は蜜柑の額に手をおいた。
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