No.1 『ブルー ローズ』

2/2
2人が本棚に入れています
本棚に追加
/12ページ
あなたは近いけど遠い……そんな存在 儚く散る桜のように…私の手には止まらない いくら私が思っても……嫉妬しても、貴方には関係ない… 毎日がとても辛い…… 『貴方に恋をしなければ良かった…』 今更だけど、思うときがある 貴方を見る度に心が苦しい… その笑顔が……その優しさが…… 『私ではない誰かに向けられている』 そう思うと心の奥が…とても痛い 誰か助けて…私のこの醜い心を取って……! 貴方は私の憧れだった… でも、いつしか…… …世界で一番大切な人になっていた 時間なんか関係ない 『貴方をどう思っているか』 それが一番大切なんだ… ……………お願い 私に、一度でいいからその優しさを……その笑顔を 私に向けてください そうすれば、私の貴方への『醜い心』は純粋な『綺麗な心』に変わるでしょう…… しかし、心が醜いままならば…… 喜んでこの身を投げ捨てましょう 海でも、地獄でも… 私の全てを捨てて貴方に…       幸せの         『ブルー ローズ』を…
/12ページ

最初のコメントを投稿しよう!