6人が本棚に入れています
本棚に追加
黒光りの宝石達が
追ってくるんだと
君は嘆く
君の後ろには
何も追ってきてなんて
いないのに
それでも君は
泣いて泣いて
傷なんかついてない身体を
包帯に巻かれる
それでいいの?
包帯を引っ張られて
あっちへこっちへ
君はどこへ行ったの?
みっともない
嘘を吐いてでも
居場所を勝ち取った
過去の君はどこにいったの?
僕の一生の腐れ縁
弱い僕を立ち上がらせてくれた
君はどこにいったの?
顔を上げなよ
手を貸してやるよ
だから自分の足で
ちゃんと歩きなよ
手伝うのは
立つ時だけだよ
歩くのは自分でやりなよ
一度できたなら
二度目も同じ
今度は一人じゃないよ
僕が一緒に歩いていくから
最初のコメントを投稿しよう!