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中学生から言葉を綴るようになりました。
初めは、淡い言葉ばかりをフワフワと書き、甘いモノにばかり目をむけた。
恋だとか、愛…好きとかそんなのを連ねてた。
高校生になって、少し趣向が変わり色が変わった。
受ける言葉の輝きならまだしも、受けた言葉の曇りを知った。
濁った世界に入り込んで
真っ暗な中にいた。
二十歳を越え、汚い言葉を沢山綴った
痛みや苦しみは言葉として生まれて、私の中から排出された。
昔の悲しみ、喜び、楽しみ、言葉として生まれ紙の中に残された。
今も色を変えながら私の中から生まれる言葉。
温かな世界も冷めた世界もここにある。
乾いた言葉が簡単に綴られ残る今、言葉がもつもの、与えるもの、大きさは人それぞれ。
いらっしゃいませ
私の愛しい世界へ。
さぁ、先へお進み下さい。
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