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与えられた部屋にはシングルベッドに机、壁に備え付けたクロゼットしかない。
亮曰く8畳?らしい。そんなに広くは無いけど、物がないからまだマシ。
ダメダメ!文句言っちゃダメ!お世話になる身なんだから、贅沢は言えない。
ぶつぶつ言いながらも荷物の片付けを終わらして、リビングに行くと、
亮はシャワーを浴びたのか、Tシャツに半ズボンで濡れた髪をタオルでワシャワシャ拭いてた。
うっ! イケメンは何やらしても様になるけど、目のやり所に困る。未だ三月だよ、寒く無いの?何でそんなにも露出多いわけ!?
私に気づいたのか、亮がこっちを向いた。
『よ、片付け終わった?なら風呂入っとけ、温まるから。』
『うん、ありがとう』
出来るだけ目を合わさずにそそくさ風呂に向かった。
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