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こりゃーまた、驚いた!
片付け終わって、サクッと着替えリビングで待ってると、しばらくして蘭が出てきた。
だが、ナンじゃその格好?………いや別に似合わないわけじゃない、逆に似合いすぎ?ってぐらいちゃんと着こなしてる。じゃ、昨日のお嬢様は何処にいった?あれは幻だったのか?………
ボーイッシュな感じで決めてきた彼女は、どこかあどけない。もしやこれが本来の彼女の姿?
何時までも固まってる俺に
『言いたい事は分かってるから、言わなくて良い。どうせ』
「いや、似合ってる。」
蘭の言葉をさえぎって言ってやった。日本語が理解できなかったのか、キョトンとしてる。もう一回ゆっくり言うと
「あ、うん、ありがとう!」
日本語で返ってきた。頬をうっすらピーク色に染めて
その姿に見とれるいだが、ふと時計が目に入って我に返った。そろそろ出かけなきゃ
「行こうか?」
「うん」
後ろに駆け足でついてくる蘭の足音を聞いてると、頬が緩むのが分かる。
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