第五話

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明日はいよいよ学校が始まる。 日本語学校だから、生徒は外国人しかいなくて、主に中国人らしい。 友達は………いや、まだなんか恐い………、でも、もしかしたら家柄など関係なく、私自身を受け入れてくれる人が現れるかも知れない。 携帯で明日の電車の時間をしらべながら、ゴチャゴチャ考えてると、なんか疲れて眠くなってきた。 ちなみにこの携帯は、亮が学校に出かけた翌日に買ってくるたもの。あったほうが何かと便利だとさ。 今のところ、電話帳には亮の番号しか入ってなく、昼間はたまに亮とメールしてる。それも勉強の為にということで。 おかげで普通に使えるようになってきた。 そうそう、この一週間近所の商店街という所を色々回って、買い物とかしてたら、日本語にも大部慣れてきた。亮との日常会話も殆ど日本語になった。まだ間違いたらけでたどたどしいけど、亮がすぐ訂正してくれるから、かなり勉強になる。 ふぁん~、大きいあくびをしながら、ベッドによこになる。 今日はもう寝よう………
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