10人が本棚に入れています
本棚に追加
/77ページ
一週間前、親父から一枚の写真を渡された。
そこには高校生ぐらいの一人の少女が写っていたが
「暗いな、全然笑って無いじゃんか、何かの失敗作？」
「失礼だぞ、中国にいる親友の大事なお嬢さんだ。来週こっち来る。」
「ふーん…で？」
「その娘東京の学校に通うんだけど、お前んとこ近いから、面倒見てやれ！」
「はぁ！？…俺忙しいんだけど…」
「一緒に住むだけだ、別に時間は取らない。」
「はぁぁぁぁ！！冗談だろう、年頃の男と女だぞ？彼女嫌がるだろう。…それに向こうの両親とか…大丈夫なのか？」
「それがOK出たんだ、ﾆﾔｯ。俺んとこなら問題無いって。いいとこのお嬢様で、何もできないと思うから、色々助けてやれ。頼む！」
「…なんでそこまで必死？借りでもあるのか？」
「親友だから、ﾆｶｯ。まぁ、いいじゃ無いか、可愛い娘さんだぞ。嬉しく無いか？」
「なっ！ バカいうな、まだ子供だぞ！？…顔は確かに良いかも知れないけど…性格大丈夫なのか？」
最初のコメントを投稿しよう！