第一話

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「大丈夫、性格は俺が保障する。それと歳は19だ。」 その自信は一体どこから…うん?ちょっと待って、今歳幾つって言った? 「はぁ?19?…この顔で?…マジか!」 「どうだ、引き受けてくれるか?」 「…はぁ、良いよ。とうせもう決まってるんだろう。」 「おぉ助かる。それじゃ二年間頑張れよ。向こう戻ったらまた大学行くし、こっちでは主に語学らしい。日本語しっかり教えてやれ。お前の中国語の勉強にも役立つだろう。何なら二年後お前も中国に留学いくか?ニヤッ」 「誰が行くか!」 はぁ…なんかどっと疲れてきた。さっさと帰って寝よう。 しかし面倒な事になったな。向こうが飽きて早めに帰国する事を祈るしかない。
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